情報処理安全確保支援士 勉強法 午後Ⅰ
情報処理安全確保支援士試験の、午後Ⅰに向けた勉強法について、書いてみます。
まず最初にすべきことは、「得意分野を選ぶ」ことだと思います。
午後Ⅰは、90分間で、3問出題の中から2問を選ぶ必要があります。
90分で2問を解くというのは、時間的にものすごく短くて、キツいです。
問題文を試しに読み込んでから、どの問題にしようかを選ぶのは、ロスタイムです。
どの分野の問題を選ぶか、得意分野をあらかじめ決めておいて、
しっかり問題を解ける領域まで、知識を高めておくことが大切です。
一番のおすすめは、「マルウェア対策」の分野です。
この分野は、毎回、必ずといって良いほど出題されます。
マルウェアは、人のセキュリティ意識のゆるさを狙って作られたプログラムです。
不審メールに添付されたファイルを開いてしまったり、
不審メールに記載されたURLをクリックしてしまう方は、
一定数いらっしゃいます。
今後も続いていくセキュリティ問題であり、きっと次の試験でも出題されます。
残りのもう1問を、どの分野を選ぶか。
過去の経歴で、深く携わってきた分野があるのでしたら、
その分野を選ぶのが、一番良いのではと思っています。
(例:C++やJavaの開発歴が長い方は、「セキュアプログラミング」を選ぶ。)
ただ、過去3年ぐらいの範囲で、過去問を振り返ってみて、
毎回のように出題される分野かどうか、確認したうえで
選んだほうが良いと思います。
過去3年(春と秋を合わせ、計6回)の中で、ほとんど出題されなかった分野は、
現在、それほど世の中で、脅威のセキュリティ問題が見られない分野なのだと思います。
そういう分野は、出題から外される可能性が高いです。
「今」を捉えた分野で、かつ、過去の経歴と関係ある分野を
選ぶのが良いと思います。
参考になりましたら、幸いです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません