情報処理安全確保支援士 難易度
情報処理安全確保支援士の合格率は、「約18%」と言われています。
この試験の難易度を、実際に受験した時の感触で書いてみます。
私が初めてこの試験を受験したのは、2018年4月(春期)です。
この時は、残念ながら不合格でした。
「午後Ⅱ」の点数が足りませんでした。
この試験、「①午前I」、「②午前Ⅱ」、「③午後I」、「④午後Ⅱ」の4つのパートに分かれています。
朝早くから夕方まで、1日がかりで取り組む試験なので、体力と気力を要する試験です。
「④午後Ⅱ」は、長文の問題を読み、問題への解答を文章で書く必要があるのですが、
正直なところ、「①午前I」、「②午前Ⅱ」、「③午後I」まで受けた段階で、
集中力が途切れていました。
そんな状態で、一番難しい「④午後Ⅱ」を受けたのが、敗因だと思っています。
ただし、2018年4月(春期)では「①午前I」に合格しました。
おかげで、2018年10月(秋期)では、「①午前I」が免除となりました。
これが、すごく大きかったです。
「①午前I」は、選択式の問題で、難易度は低いのですが、
出題範囲が、情報処理試験全体に及んでいるので、幅広く学習する必要があります。
(セキュリティ関連だけではなく、IT知識全体におよびます。)
「①午前I」で不合格となったら、当然、それ以降は採点してもらえないので、
手を抜くわけにはいきません。
毎日、一定の勉強時間を割り振る必要があり、結構な負担でした。
ですが、2018年10月(秋期)は「①午前I」が免除になった事により、
学習する範囲を、「セキュリティ関連の分野」に絞ることができました。
また、試験当日は「②午前Ⅱ」からのスタートとなるため、
「①午前I」からスタートするよりも1時間以上の余裕がありました。
おかげで2018年10月(秋期)は、最後まで集中力を途切れさせることなく、
それまで学習してきた成果を発揮させ、合格することができました。
合格まで、平均して1日だいたい2時間近く勉強を続け、
1年近くかけて合格しました。
情報処理試験の中では、難易度が高いほうかもしれないな、と思いました。
合格率18%というのも、なるほどと思える数字です。
ただし、1回目で合格できなかったとしても、
1回目で「①午前I」免除を勝ち取れれば、
2回目の合格率は、18%よりもはるかに上がると思っています。
参考になれば、幸いです。
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